家庭崩壊
「僕はパパを殺すことに決めた」という本を読んでいる。
奈良県のエリート少年が自宅に放火し、継母と兄弟が焼死している事件だ。
本の構成として、警察の供述調書からかなりの部分が引用されているとして、少年の父親が法務省人権擁護局に抗議していることや、法務省が人権侵犯事件として捜査に乗り出していることから話題になっている。
先日、友人数名とその話しをしていたところ「どの事件?」「あの事件?」とまったく要領を得ない。まったく恐ろしい世の中になってしまったのだが、家族のコミュニケーションは何時間いっしょにいたか、よりも何回同じものを食べたかによって深まるという事を思い出した。今日は少し早めに帰宅しようと思う。