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2010年02月 アーカイブ

2010年02月01日

二十四節季

 2月になった。心なしか陽射しがあたたかく、嬉しい。
雪国に住む我々にとって、2月という響きは少し気分を柔れげてくれる。

最近は二十四節季を意識し、季節の移ろいを感じ、楽しんでいるが
大寒をむかえて現在、立春まであと三日というのは嬉しい。

日本は四季がはっきりしている事で知られているが、二十四節季は
言い換えれば二週間以上は同じ季節続かない事を示している。

節分、そして立春と季節や行事を意識し、季節の風景をデジカメに
納めるようになった自分の変わりようを、本当は自分が一番びっくりしている。


2010年02月04日

雪国

 立春というのに雪は降りやまず、厳しい寒さが続いている。

同じ日本でも、太平洋側と日本海側では降雪量はもちろん
天気の晴れ具合も異国ほどの違いがある。
冬の秋田は雪に閉ざされモノトーンの日々が続くが、それが
独特の食文化や気質を形成していると思う。

具体的には、塩っ辛い保存食文化があり、体と心を温められ
る日本酒文化があり、秋田の男は酒を飲むことで饒舌になる。

厳しい寒さもあと少しと思いながら、今朝も雪かきをしたが、願う
ように春を待つ気持ちは、雪国の人間にしか分からないだろう。

待ちわびる期間が長いほど、春の到来は嬉しく、心地よい。

春になったら、花の芽吹く写真を撮ろうと今から考えている。

2010年02月08日

出会い

 今日から神戸、東京と二泊で出張である。
久しぶりに秋田は晴天だが、これから向かう地は間近に
春を感じられえるような気候だろうか。

全国の優秀な同業者とお会いして、今後の保険業界など
について意見交換して来る訳だが、久しぶりにお会いする
経営者もいるのでとても楽しみである。

人は人で磨かれるとはよく言ったものだが、あらためて出会い
の大切さに感謝して時を過ごしてこようと思う。

2010年02月17日

出張帰り

 先週の出張から帰り、慌しい日々が続いている。
やはり、全国の優秀な同業者とお会いすると様々な刺激を受け
今やるべきことが見えてくる。

あらためて時代は移り変わり、保険に携わる者の仕事も大きく
変化していると感じた。

変えてはいけないものと、変えていかなければならないものを
区別して新たな展開につなげて行きたいと思う。

「人は人で磨かれる」しかし自分はどれほどのエネルギーや他人
の刺激になりうる何かを持っているだろうか?
そんなことも考えさせられた出張だった。

2010年02月23日

ぼんでん

 42歳厄払い事業である、ぼんでん巡行が佳境をむかえている。
現在は26日の奉納に向けて企業回りを行なっているが、残すと
ころあと3日となった。

 ここへ来て、同期生の意外な一面を垣間見ることになるが、それ
が面白い。

存外男気があるやつ、真面目そうで不真面目、いいかげんそうで
しっかりしている等々あるが、このつながりが将来に向けて人生の
厚みを増してくれそうな気がする。

今日も仕事の合間を縫って企業回りに駆けつけることとしよう。

2010年02月25日

坂の上の雲

 司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」を読んでいるが面白い。
日露戦争について活躍した秋山兄弟を主人公に書かれているが
当時の日本人の状況、モノの考え方、世界各国からの評価、など
克明に描写されている。

当時の日本人は、西欧列強に追いつかなければ日本も植民地に
されてしまうという焦りの中で無理に無理を重ねて富国強兵の道
を辿っていく。

それがいいか悪いかは別だが、凄いと思うのは幕府の時代から
一気に西洋化を進めて108度も方向転換したという事実だ。
この危機感、エネルギーは世界各国他に類を見ないであろう。

現状として日本は、先進国として突出した借金を抱えているが
今、大きく転換できなければいずれ破綻か増税の嵐となる。

「坂の上の雲」の時代に劣らず危機的な状況だと思うのだが・・・。