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2009年12月 アーカイブ

2009年12月09日

ブログ再開

 とうとう2ヶ月以上もブログをサボったことになる。
各方面より「更新されないね」と笑われて久しいが、意外な方々も見に来て
いていただいていることに気づいた。

内容云々よりも、自己を律して文章をコンパクトにまとめるトレーニングだと
尊敬する同業者に指摘をうけたが、まったくその通りである。

秋田弁で言う「えふりこき」(良い振りこき)的な側面も多く、文才がないのに
立派な文章にしたいという気持ちも邪魔していたと思う。

来月40歳、不惑を目の前にして気分一新で取り組みたい。

2009年12月10日

二極化

 仕事柄、様々な職種の経営者と接することが多いが、
忙しくて時間がない方ほど「今ががんばりどころだ」と口をそろえる。

そして、酒を飲む時間を削って勉強などの自己投資をしている。

さらに共通しているのは、日本国を憂いてはいるが、期待していない
(期待を持てない)と認識していること。

このような認識の経営者と、なんとかなるさ的な経営者とでは将来に
大きな差が出ることは間違いない。

こうやってニッポンも二極化していくのであろう。

2009年12月12日

いい男とは①

 勤務医であるドクターの奥様が「うちの夫が転勤するけど、自分の
やりたいことだからって報酬も聞かずに引き受けてきたんですよ」

私はすぐさま「かっこいいです!」と答えた。

この世に生きている限り、お金抜きで物事を考えられないのも事実だが
損得、お金抜きで重大な決断をできる事が素晴らしいと思う。

「えー、そうですか?妻としてはいろいろな計算もあるし、困るんですよ(笑)」
と言っていたが、その表情は少し誇らしげでもあった。

もし報酬が下がったとしても、損得抜きで決断をして、行動を起こした事を
まわりは見ている訳で、それがかけがえ無い財産である。
岐路の立ったときの振る舞いが、その後の人生を代えていくと思う。

2009年12月16日

県内縦断

 昨日は、紹介の案件に対応するために、大舘、秋田、本荘と県内を縦断した。積雪が多く、予定より時間がかかったが、待っていてくださったお客様と面会してコミュニケーションできることがなにより嬉しい。

また、あるお客様に「会いたい」と強く願っていたらドラックストアの駐車場でばったり出くわし、しばらく話し込むことに。強く願えば叶うとはよく言ったものだがとっても有意義で不思議な時間であり、今後の活力にも繋がった。そのお客様も人生の転機を迎えており私としては強く成功を願う限りである。

こんな時は、あらゆる事が好転し始める兆しだが「好事魔多し」慎重に運転して地に足をつけた仕事をしたい。

2009年12月18日

いい男②

昨夜は、取引先の社長と忘年会という事で近所の
ホルモン屋に行った。

オープン以来ずっと気になっていたお店だったが
初めて暖簾をくぐった。
ホルモンといえば煙が立ち込めるイメージだったので
上下ジャージ姿で挑んだが、空気もきれいでにおいも
ほとんど無い。

注文して分かったが、ホルモン焼きというよりは、深さの
あるジンギスカン鍋でホルモンを煮るといったタイプの
お店で、秘伝のだしで野菜や肉を煮込んだものがとって
も美味しく、一気にファンになった。

いっしょに飲んだ社長は私より4歳若いが、バイタリティに
あふれ、発想も柔軟、そして謙虚。
今は大仙と横手で事業展開しているが、近いうちに秋田市
への進出を考えている。

才気あふれるいい男と時間を過ごしたことで、仕事への
モチベーションもアップしたひと時だった。

2009年12月19日

チャンスをつかむ準備をする。

冒頭の言葉は、ある友人に貸してもらった書籍にあったものだが、
同じ事をバレエダンサーの草刈民代氏が語っていた。
「自分がやりたい役があったら、それを演じられるように準備をす
ることでチャンスがめぐってくる」という事だ。

私も数年前とは営業のスタイルが大きく変わっているが、やはり
チャンスをつかむために、新しいものに取り組み、準備してきたか
らに他ならない。

近年はお客様への保険コンサルティングの他に、住宅ローンが
らみの講師を依頼されることが多いのだが、これも前向きに新しい
ことにチャレンジしてきたからだと思う。

1.2月も5箇所ほどセミナーの依頼を受けているが、有益な情報を
提供できるように、年末年始の空いた時間を利用して勉強しようと
思っている。

2009年12月24日

出会い

 今年も残すところあと一週間あまりとなった。

この一年間がどのようなものだったのか?振り返って
みると、一番エキサイティングな出来事は、やはり人との
出会いということになる。

いろんな人と出会い、新しい展開が産まれる。

保険ビジネスの面白さは、職種や肩書きを超えた人たち
と出会い、学び、、取引ができるというところかもしれない。

今日も紹介の案件で初めてお会いするお客様がいるが、
いまからとっても楽しみである。


2009年12月25日

我欲

 手元の電子辞書を開くと「我欲=自分のためだけの欲望」とある。
一年前も「欲を捨て去る気持ちを持とう」と考え、携帯のメモに残して
いたが、どうも進歩が無い。

生来物欲はあまり無い方だが、こうなってほしい、ああなってほしい
といった希望があり、そのギャップに自分が苦しくなったりする。

京セラの稲盛名誉会長の言葉によれば「欲に迷い、苦しむのが人間
の性」「この機会を精神の修養と思い、魂を高めるべし」とある。

やはり人間性を高めなければ、根本的な解決には至らないのだろう。
来年は精神、魂を高めることに努力してみたいと思う。

2009年12月26日

財政破綻国家

 2010年の世界経済は、マイナス成長から一転し4%成長
の回復観測が強まった。

新興国である中国、インドがリードしアメリカも回復する見
通しでその他、インドネシア、ブラジルなどの経常黒字国
も多きな成長が見込まれる。

一方わが国はどうだろう?
財政の引き締めにより経済状態は悪化の一途を辿り税収が
減少するという悪循環に陥っているが、かといって財政出動
したからといって回復基調になるとも思えない。

日本国家は実態上は破綻しているのだから、皇居はじめ国
の不動産やその他諸々の財産をすべて売却し、国会議員や
官僚の給与を大幅に引き下げ、再建を建て直しをはかるより
仕方ないと思う。

国の機関はすべて賃貸からスタートし、将来的に財政が回復
したら買い戻すくらいの気持ちが無ければ、日本の再建は
おぼつかない。

収入より借金が上回る事態は、このままでは毎年のように
続いていき、いずれ国際社会から見放される時がくるだろう。

2009年12月28日

坂の上の雲

  ふだん決まったテレビを見ない私だが、ここのところ
小学校6年生の息子と欠かさず見ている番組が一つだ
けある。

NHKで日曜夜放映されている「坂の上の雲」だ。
司馬遼太郎氏の原作で、学生時代に小説は読んでい
たが今になって、ドラマを見るとまた違った感慨がある
のは主人公と同年代になったせいか。

日清、日露戦争を戦った時代背景を思うと、今の世の
中はどんなに恵まれていることか。
あらためて今日一日を大事にしたいと思う。

2009年12月29日

年の瀬

 いよいよ今年も残すところあと僅かとなった。
この時期になると、様々な方に今年中に伝えなければなら
なかったことを思い出し、突然訪問したり電話したりすること
になる。

些細なことだが、メールの返信をしなかったことのお詫びや
貴重な人材を紹介していただいた御礼の品物を持参するな
どであるが、その時やらずに先延ばしする事が原因。

皆「えーそんなことでわざわざ!」と言ってくれるが、その
やり取りが嬉しい。

人間的にもう少ししっかりしなければと思う年の瀬だが、
同時に人のご縁で生きて来られていることを実感している。