高校時代の仲が良かった友人が先月亡くなった。
いつも笑顔を絶やさない、みんなに好かれていた女の子だ。
1年前、ガンが見つかったのだが、発見が遅く他の部位にも
転移していたため手遅れとなった。
高校卒業後、ともに東京行き組だった関係もあったし、配偶者
も同じ同級生ということで、身近だった分本当に残念だ。
昨夜は夫である彼をろばた焼き屋に連れ出し、彼女の写真にも
杯をささげて思い出話をしたわけだが、なんとも悔やみきれない。
治療している最中から葬儀、その後と同級生で顔をあわせる
機会があったが、そのつど思ったのは「仲間はいいな」という
ことだ。柄にも無く俺が死んだら彼らが集まってくれるんだろう
なと思ったりしたが人間必ず死ぬわけで、その時期は自分で
はわからない。
彼女の遺影をパソコンの前においてあるが、見るたびに今日
を悔いの無いように生きようと思う。