本日は佐藤の当番です。
本年もよろしくお願いいたします。
今日は西柔東硬について。
さて、何の事でしょう?
答えはご飯の炊き加減です。
西日本は柔らかめのご飯が好きで、
東日本は硬めのご飯が好き。
東日本の漬物文化が、硬めのご飯好きにさせた。
と、言われているらしいです。
でも実際は、小さいころから食べている
母親の作ってくれたご飯の硬さの影響が強いと思います。
(私は柔らかめが好き)
我が家は、南部鉄のごはん釜でご飯を炊きます。
これで炊く場合は、水と米を同量にするので硬めに仕上がり、おこげもつきます。
(主人と息子が硬め好き)
鉄釜なので、鉄分が溶け出し体内に摂取されますので鉄分の補給にもなるんですよ。
初売りで買った1万円の一升炊き炊飯ジャーでの水加減は、米の1.2~1.3倍。
柔らかめにできます。
(じっちゃと娘と私)
また、とぎ方でも味は変わってきます。
少なめの水で、一気にとぎます。
水が透明になるまで3~4回水を取り替えます。
新米期間の1か月は、
水に米を入れる形で、優しく指先だけでとぎます。
水の分量も少なめです。
お米さんはエライんですよ。
パンや麺類だと、こねる時に塩を入れますので
どうしても塩分が多く摂取されてしまうんです。
その点、ごはんだと塩分を気にしなくてもいいんです。
糠は漬物になったり、磨き粉になったり。
籾も、枕になったり、クッション材や堆肥になったり。
藁は、ワラジや笠、蓑、家畜の床、着火剤や俵、しめ縄その他いろいろ。
燃えて灰になってもなお、あく抜きや堆肥になりました。
農業大国日本にとって、お米さんはなくてはならない存在なのですよ。
減反なんかしないで、たくさん作って
どんどん消費(加工品や飼料にも)してもらいたいものです。
お正月は、そば、うどん、餅、三昧で
白いごはんがおいしかったこと!!
お正月太り+α は続く…(怖!!)
佐藤和香