全国各地で生産地、製造法、ブランド等々の偽装事件が相次いでいる。
社長が謝罪会見をする場面で、現場従業員や取引業者のせいだという言い回しが多く唖然とした。どのようなつもりで言っているかわからないが「全て私の責任です」と言って然るべきだと思う。
自分の会社の仕組みを社長が知らない訳はないし、仕入れと売り値の差が利益に直結するのだから原料と自社製品のレベルを把握していないはずがない。
それよりも、偽装を行ったのは現場と取引先で会社ぐるみではないという弁明は苦しすぎるし、恥の上塗りをしているようにしか思えない。
おそらくその社長の名刺には代表取締役という文字が入っているだろうが、その肩書きをもって自分の業務が何なのかわかりそうなものであるが・・・。