お正月も近づいて参りましたね。
風邪などひいてないでしょうか?
さて、本日は佐藤が担当です。
お正月といえば
紅白を見て年越し蕎麦。
お餅、お雑煮、福袋。
さすがに、コマ回しや凧揚げや羽根つきで遊んだ記憶はありませんけれども。
一説によれば、
年神様(としがみさま)は、元旦に山からやってくるそうなんですよ。
そして、松飾や注連縄を目印にその家に降り立つんですって。
綺麗な神棚だったら居てくれるし、
掃除をしていなかったりしたら
「とても居られん。」と言って去ってしまうそうですよ。
おせち料理やお雑煮は、神様への供物だったんですね。
注連縄を飾る日は、28日か30日。
29日は二重苦に通じるそうで、餅つきなどのお正月関連行事は一切やりません。
そして年神様はその家を禍から守って福を授けてくれます。
生きる(食べる)事につながる稲の豊作を招いて
それを見届けてから山へお帰りになるそうです。
実家は、お正月でもお餅は買ってきて注連飾りを飾る程度で、
特別何をするわけでもなかったのですが、
嫁ぎ先では、餅を自宅でつき鏡餅を作り、
神棚と仏様、お稲荷様、掛け軸、米びつ、車、小屋にある機械類にもお供えし、
31日は、きんきんを囲炉裏で焼き、
茶碗蒸しと刺身、紅白なます、きんとん、カズノコなどなど。
年の変わる頃には、年越しそばを食べ、
近くのお宮へお参りし、湧水を汲みに行きます。
1日の朝はお雑煮で、お昼からは親戚が集まり年始の宴会です。
2日は春祈祷。午後からは宴会です。これにもお重を詰めます。
もしかしたら正月休みの嫁は、普段より忙しいかもしれない…。
きんとんと、ぜんざいの小豆は完成していますので、
今日あたりから、黒豆に取り掛かり、
30日に餅をつき、
荷物持ち要員の息子と買い物へ行こうと思います。
佐藤和香